3月13日(水)(その1)
幻の聖鳥「ケツァル」を探して

3月12日(水)(その1)
僕が昨日から泊まっているこのサンタエレーナには、 モンテベルデという民間団体が管理している自然保護区 があります。 この保護区は一万ヘクタール以上の森が保護されていて、 貴重な野生動物の宝庫になっています。 中でもここに生息する野鳥の種類は四百種類以上とも言われ、 それらの野鳥達を見ようと世界各国からバードウオッチャーがやってくるそうです。 僕は別にバードウオッチャーではないんですが、ガイドブックに、
古代マヤの聖鳥『ケツァル』が生息している。」
と書いてあるのを読んで、
「これはぜひ行って探してみねば。」
と思い、やって来たのでした。 この『ケツァル』という鳥は、コスタリカと同じく中米の国、 グアテマラの国鳥にもなっている鳥で、 グアテマラの通貨単位にも『ケツァル』という名が使われています。 学生時代に中米を旅行したとき、 グアテマラの紙幣に書かれているケツァルの絵を見ながら、
「このケツァルという鳥はどんな鳥なんだろう。 幻の聖鳥というくらいだから今はもういないんだろうなあ。」
なんて思っていたんですが、 なんと今でもこのモンテベルデに生息してると書いてあるのを見て、 ちょっとうれしくなった僕は、 迷わず今回の旅程にこのモンテベルデ自然保護区を入れてしまったのでした。 でもよく考えたら一万ヘクタールもある森の中からこの幻の聖鳥を探し出すなんて よっぽど運がよくないとできないですよね。



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