3月14日(木)(その2)
アレナルの町

3月14日(木)(その2)
僕が降ろされたところは、ほんの数件の家が建ってるだけの何にもないいなか町でした。 まわりには「ホテル」と看板を出してる建物が2軒と、 その横にレストランが二軒あるだけで、 他にめぼしい建物と言えば教会くらいしか見あたりませんでした。 あまりにも何もないこの町を見て、 僕はもう一つの観光基地らしいフォルツーナという町まで行ってみようと思いました。 でも、フォルツーナへ行くバスは、さっき僕が乗ってきたばかりなので、 次のバスは当分やって来なさそうです。 しかし、この炎天下いつ来るとも知らないバスを待つのも辛いので、 僕はレストランに入って 少し早い昼飯でも食べて暑さをしのぐ ことにしました。 2軒あったレストランの片方に入ると、若い女の店員にビールとステーキを注文し、 ついでにフォルツーナ行きのバスが何時にやってくるか尋ねてみました。 若いウエイトレスさんは、店の奥に入っていき、 しばらくすると小さな紙の切れ端を持ってきてそれを僕に差し出しました。 切れ端には汚い時で「13:00」と書いてありました。 ぼくは、このバスに乗ってフォルツーナまで行こうと思っていたのですが、 ビールを飲んでアレナル湖のきれいな景色を眺めていると、 だんだん気分もふわふわしてきて、 今からバスに乗ってフォルツーナまで向かうのが面倒臭くなってきました。 昼間からアルコールを飲むのはやっぱりよくなかったです。 すっかり動く気力を失ってしまった僕は、またまた予定を変更し、 レストランの隣にあったホテルに泊まり、 アレナル湖まで散歩に行くことにしてしまいました。




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