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3月15日(金)(その4) フォルツーナで宿探し
フォルツーナはアレナルよりもずいぶん大きな町で、 観光客もかなり大勢来ているようでした。 フォルツーナの地に降り立った僕は、まずは今夜の宿を探すために、 ホテルと看板を出している建物を探しました。 うろうろあたりを歩いていると 「ROOM」と書かれた看板が見えたので、 とりあえずその建物に入ってみました。 建物の中は何かの店になっていて、 ちょっとホテルとは違うような雰囲気でした。 「やばい、間違えたかな。」 と思い、すぐにそこから出ようとしたのですが、奥の机に座っていた 若い店員さんと思わず目があってしまい、 なんとなく出るに出れなくなってしました。仕方がないので、 「外にROOMって書いてある看板を見たんですけど。」 と、英語で言ってみると、 「ここは旅行代理店です。いくらくらいの部屋をお探しですか?」 という英語の答えが返ってきました。 遠くから見ると一瞬高校生に見えたこの店員さんは、 見た感じ、僕と同じ、20代半ばくらいのお兄さんでした。 不精ヒゲを生やしたその顔は、 黙っていると長淵剛のようにちょっと渋めの ハードボイルドっぽさも感じられましたが、 いつもニコニコと人柄の良さそうな笑顔で微笑んでいるため、 ずいぶん愛想のいい長淵剛と言った感じでした。 |
